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移動販売を開業する場合にどのような開業資金がかかるのでしょうか。

1. 開業資金の目安
2. 開業資金の内訳
3. 注意点

1. 開業資金の目安
移動販売は原則場所を選びません。車の大きさと言ってもさすがにトレーラーやフェラーリを用いた移動販売車はないでしょう。中にはリアカーや自転車という例もあります。

一般的には概ね50万円~500万円程度です。500万円もかければかなりかけている印象です。

2. 開業資金の内訳
移動販売の開業資金は次のものがあげられます。
(1) 車両取得費
(2) 改装費
(3) 什器備品
(4) 開業関連費
(5) 運転資金

さて、次に細かく見ていきましょう。ここでは中古のワーゲンバスで開業する場合を想定してみます。

(1) 車両取得費
家賃がかからないのが移動販売の魅力です。しかも中古車でよければ非常に安く済みます。しかしある程度の親しみやすさや機能を考えると、広い車内を確保できるワーゲンバスタイプが人気です。こちらも中古か新品かにもよりますが、中古で130万円程度で買えます。

(2) 改装費
車そのものが広告宣伝媒体になりますし、中の厨房設備等もしっかりしたものが必要です。調理営業を行う営業車には、食品衛生上定められた設備があります。それには給水・排水タンク、器具等の保管設備、換気設備、耐水性や耐久性のある構造などが不可欠です。
当然のことながら、ガスコンロ、シンク、冷蔵庫、炊飯器等の調理器具が必要になります。

(3) 什器備品
テーブル、ベンチ、発電機、看板等の購入費が入ります。

(4) 開業関連費
開業関連費としては、広告宣伝費(販促物製作費)、会社設立費用などがあります。ホームページも作成します。開業時の仕入れも必要となります。

(5) 運転資金
開業後、お客様は少しづつ来るものの、リピーター客を捕まえなければ収益は安定しません。数か月はあなたの味を理解していただくのに時間がかかるかもしれませんし、お客様の反応を見ながら、味やメニューを変えていく必要があります。そういった試行錯誤のときには損益分岐点に達しないこともあります。せめて3か月は赤字でもなんとかなるように、お財布に余裕を持たせておきましょう

こちらを表にすると次のようになります。

3. 注意点
移動販売の一番の課題は出店場所の確保でしょう。そのため、専門業者に依頼したり、場合によっては最初からフランチャイズ加盟(加盟料は200~500万円程度)する方もいらっしゃいます。
調理を社内で行う場合には、発電機が必須です。これがあれば、夜の営業も可能になります。ベンチを用意しておくと、お客様も気楽に食べていけるでしょう。そしてもう一つ、ごみ箱をお忘れなく。お客様が食べてすぐに捨てるところがないと、ごみを捨てるのが面倒になってきます。移動販売の人気店になるためには、そういった気配りも大切です。


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