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女性の美への追及はとどまるところを知らず、指先を美しく演出したいという傾向が強くなっております。また自分ではうまく表現しきれないもの。そこにビジネスチャンスが広がっています。技術だけではなく美のカウンセリングという提案型のサロンが生き残るカギとなっています。

[目次]
1. ブレインストーミング
2. 開業にあたっての注意点
3. 競合店分析やお店の特色づくり
4. 物件
5. 開業資金
6. 収支計画

[内容]
1. ブレインストーミング
どうしてネイルサロンやってみようと思ったのでしょうか。なんとなく面白そうだったから、自分でもできそうと思ったから。実は情報に踊らされていただけかもしれません。楽しさの裏にはそれと同じくらいの大変さがあります。開業する前に自分の情熱を今一度確認してみましょう。
また、ネイルサロンを始めてから、まつげエクステにも事業を拡張される方もいらっしゃいますのでまつげエクステに関しても若干触れております。但し、まつげエクステは美容師免許が必要ですので、自分で免許を持っていない場合は、免許を持っている方に依頼することになります。

2. 開業にあたっての注意点
NPO法人日本ネイリスト協会のネイル白書2014-15によると、2013年度は市場規模が215,800百万円となっており、東日本大震災で自粛ムードが強まり、市場の成長力が若干落ちながらも、堅調に推移しております。ネイルサービスを行うお店も2万店と増加し、市場規模は拡大しつつも、お店の数が多くなれば価格競争に陥ってきます。
特に価格競争に陥ってしまう店は、既存のネイルサロンで勤務経験をしっかり積まずに独立してしまって、自分の特色を打ち出せず、顧客を増やすために安易に価格を下げてしまっている場合が多いようです。
ネイルサロンを開業する方は、日本ネイリスト協会のネイリスト技能検定試験を受けて、資格を取得されている方が多いです。ネイルサロンで働く場合には、2級以上の資格を必須とするサロンも多く、2級が目安でしょう。その他にはJNAジェルネイル技能検定、ネイルスペシャリスト技能検定があります。
ちなみにまつげエクステを行うアイリストの資格は、財団法人日本アイリスト協会のアイリスト検定、そして社団法人まつげエクステンション協会のアイデザイナー技能検定があります。しかしまつげエクステサロンを開業するためには美容師資格が必要です。まつげエクステの施術で目が充血したり、接着剤が目に入り角膜炎になる等、数多くのトラブルが発生します。従って、まつげエクステには高い技術力が必要です。
専門学校で技術を身に着けることで、横のつながりを作ることができます。例えば、予約が立て込んでいるときに、病気で倒れてしまったら、一人で経営してスタッフがいない場合、顧客を逃してしまうことになります。そのときに学校の同僚が助けてくれることもあるのです。
ネイルサロンを開業する際には、お店を管轄する税務署に個人事業として行うのであれば「個人事業の開廃業等届出書」、会社を設立して行うのであれば「法人設立届出書」等を提出するだけですが(もっと税務署に対して届け出る書類がありますので詳しくは税理士等の専門家にお尋ね下さい)、まつげエクステサロンは美容師法の規定により、保健所に対して「理・美容所解説届」「施設の概要と平面図及び付近の見取り図」「従業員名簿」「医師の診断書(結核、皮膚疾患について記載したもので発酵後か月以内)」「理・美容師免許証」などが必要になります。

3. 競合店分析やお店の特色づくり
まず近隣に何店舗の競合店が存在するか、その競合店ではどんな施術メニューを提供しているか、お客様の来店頻度、立地条件、お店の雰囲気、価格等を調査しましょう。あなたに独自のコンセプトがあり、きちんとお客様にアプローチできるのであれば、競合店の存在は無視してしまっても構わないでしょうが、そうでない場合は、コンセプトやターゲットが似ているサロンが存在する場合、その近所は避けたほうがよいでしょう。
お客様の施術時間が1時間半から3時間と非常に長いのが特色のこの業界において、手の爪、足の爪、まつげとネイル、あるいはフットケアも行う等、時間内に同時施術ができる店が人気を博しているようです。それはお客様に対して時間を有効に活用するという付加価値を与えています。また長い施術時間ですから、その空間に長くいて心地よいものでなければいけません。そこで落ち着ける雰囲気かどうかも重要です。加えて、ネイルのデザイン力、芸能人やモデルのネイル、あるいはキャラクターネイル等、お客様のニーズもとらえながら最新の流行をとらえておく必要があります。さらに、お客様を安心にさせるのが、定額制というサービスです。これとそれとあれをやってもらったら、何色だったら、その種類によって、いくらになるのだろうと価格を細かく分けてしまうと、お客様を不安にさせてしまいます。予め上限が決まっているとお客様も安心します。もちろん定額制にすると時間をかけてもそれ以上は料金を取れないという店側のデメリットもあります。一日で施術できるお客様の数は限られてしまいますから、十分に利益の出る単価とする必要があります。
ネイリストに求められることはケアやメンテナンスの知識ですが、お客様にカウンセリングを行い、デザインの提案力、そしてコミュニケーション能力です。お客様と長時間二人きりの空間となりますから、心地よさを感じてもらう努力が必要になります。そしてお客様からの信頼を獲得することがリピーターとなっていただくための条件といえるでしょう。
また、あなたの夢とお店のセールスポイント、顧客ターゲットはどこか、自分の夢とお客様のニーズが一致するのかを考慮しましょう。

4. 物件
あなたの店のコンセプトが決まったら、どこで店舗を開くか。若者が集う原宿や、おしゃれな代官山にこだわることもないと思います。あなたが描くサロンは何か、マンションのテナントか、繁華街の路面店か、はてまた住宅街の隠れ家か。コンセプトが明確ですと物件が見つかりにくいという欠点はあります。あなたのコンセプトを大切にして、気長に物件探しを行うか、あるいは思い立ったが吉日で、開店できるところで店を持ち、その周辺のお客層にあった仕掛けをして、コンセプトを柔軟に考えるという荒業もあるかもしれませんが、それはあなたにお任せします。
開業エリアの次はサロンのコンセプトに沿って決めましょう。店舗物件化居住用物件か、駅近か閑静な住宅街か、路面店かビルの2階以上か、時間と予算が制約条件になると思いますので、予めあなたの中で妥協できる点は決めておいたほうが良いでしょう。いずれにしても開業資金計画の予算内に抑える必要があります。

5. 開業資金
ネイリストは、比較的初期費用が安く開業ができます。ネイルサロンであれば、椅子とテーブル、ネイルの材料・機材等、まつげエクステサロンはリクライニングソファー、まつげエクステの材料・機材等があれば十分です。また開業場所も狭くて十分です。ネイルは施術者とお客様が向かい合って座れるスペースで十分ですし、まつげエクステサロンはイスかベッドが必要ですが、店舗ではなく、自宅の一室だけで開業することも可能です(但し、まつげエクステサロンは保健所等の届け出においてウェイティングスペースが条件となっています)。
極端な話、自宅で開業するのであれば100万円もかかりません。
自宅とマンションでの開業資金サンプルを以下記載しておきます。

6. 収支計画

施術単価を25,000円として、平均1~3人来店と仮定。
ネイル、フットケア等複合的にサービスを提供。

設備投資は1,200,000円、10年で償却。
ケース1~3は経営者一人の他スタッフ1名とする。


日本政策金融公庫の融資が通る可能性は?

創業資金
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