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日本政策金融公庫に創業計画書や事業計画書を提出し、いよいよ面談日がやってきました。備えあれば憂いなし。さて、どのような心構えや注意点が必要か、次に11のポイントをまとめてみました。

 

  1. 自分で書いた事業計画書を復習しておく
  2. 面談時間を守る
  3. 正装で訪問する
  4. 経営者としての態度で臨む
  5. 経営のパートナーと思って話す
  6. ゆっくりと慌てずに、そしてはきはきと
  7. 必要以上のことは答えない
  8. 事業に対する情熱をきちんと伝える
  9. 融資担当者のプライドを逆なでしない
  10. 融資担当者の地雷ワードを踏まない
  11. 礼儀を尽くす

 

  1. 自分で書いた事業計画書を復習しておく

面談では事業計画に内容について質問されます。専門家に書いてもらったときによく起きるミスですが、自分で書いていないので、内容と異なることを話してしまうこともあります。専門家に書いてもらっても、自分で書いたことのように事業計画書の内容をきちんと話せるようにしておきましょう。特に数字のところは根拠も含めて話しをする必要があります。

 

  1. 面談時間を守る

時間厳守は社会人として当然のルールです。早めに到着して、近くのカフェでのんびりと事業計画書を眺めておきましょう。交通機関のトラブル等で遅れそう場合には、融資担当者に電話連絡をきちんと入れましょう。時間を守らなかったり、ドタキャンする人は、それだけで仕事のできない人であるという烙印を押されます。いくら優れた事業計画であっても人間として評価されなければ融資はおりませんので気を付けましょう。

 

  1. 正装で訪問する

面談に行く日の服装は、男性はスーツにネクタイ、女性はシックなスーツでびしっと決めて行きましょう。普段身だしなみに気を付けていない方は、普段より少しきちんとしている格好を心がけてください。年齢に応じた正装をしていくとよいでしょう。20代前半であればよいですが、30過ぎて紺のリクルートスーツは考え物です。この際新しいものを用意するくらいの気持ちで。いずれにしても男性の場合、髪や髭等の身だしなみにも気を配りましょう。女性はさすがに身だしなみがきちんとされている方がほとんどですが、たまに濃い化粧、キツイ香水、目立つネイル等派手すぎる服装の方もいらっしゃいます。この後合コンでも行くんですか、と思われないように気を付けたいものです。

 

  1. 経営者としての態度で臨む

社長椅子にふんぞり返って話をしろという意味ではありません。あなたが起業1年生だとしても、経営のプロフェッショナルとして扱われます。まだ1年目ですので、お手柔らかにとか、まだまだ未熟ものです、とてもプロフェッショナルなんて、という気持ちでは、貸したお金が返ってこないと思われても仕方ありません。もう一度出直してきてくださいと言われるのが落ちです。経営の、そして事業のプロフェッショナルとして話しましょう。

そして、代表取締役社長のあなたが自分で話しましょう。あなたがどういう人物であるかで創業融資を実行するかしないかが決まります。

 

  1. 経営のパートナーと思って話す

投資の場と異なり、融資面談は「プレゼンテーションの場」ではなく、「コミュニケーションの場」です。融資担当者も融資をするために面談しているのであって、融資を落とすためにやってはおりません。落とすのであれば、書面を提出する時点で今回は見送らせていただきますと言ってきます。面談ではあなたが信頼するに足る人間であるかを見たいのです。

公庫が融資を実行したら、運命共同体のようなものです。むしろ経営のパートナーと思って、緊張せずに話してください。

 

  1. ゆっくりと慌てずに、はきはきと

面談だと慌ててしまって、ついつい早口で話したくなるもの、それは自分に自信がないことの裏返しです。また早口では相手が理解しきれないこともあります。落ち着いてゆっくりと、しかもはきはきと話してください。面談時間は十分にとってくれています。いい加減なことも話さないように注意しましょう。わからないことは後で調べてきます、という方が良いです。

 

  1. 必要以上のことは答えない

面談になるとついつい余計なことを話したくなるものです。特にマイナス点を取ったわけでもないのに、ここで信頼回復しておかなければならないと、いらないことまで話し始めます。そうすると融資担当者もますます理解できなくなります。変なことを言って来たら、問い詰めなければなりません。融資担当者の仕事を増やさないようにして下さい。

融資担当者が聞きたいことだけを話せばよいのです。融資担当者は融資のプロフェッショナルです。ここだけ抑えておけばOKというポイントをよくご存じです。

 

  1. 事業に対する情熱をきちんと伝える

この事業をやりきるという強い意志、そして事業に賭ける情熱をきちんと伝えてください。融資担当者が判断に迷ったら、最後はあなたの情熱です。起業した後、乗り越えられない多くの壁があることを融資担当者はご存知です。あなたが途中で投げ出してしまうような人物であれば、融資を実行する気にはなれません。情熱や気合だけでは成功しません。でも最低限情熱は必要なのです。

 

  1. 融資担当者のプライドを逆なでしない

融資担当者は融資のプロフェッショナルです。もちろん全ての事業に精通しているわけではないでしょう。面談する前にあなたの事業をよく勉強なさっています。あなたの自信がたまに融資担当者のプライドを逆なですることがあります。

「ご存じないかもしれませんが・・・」その一言余計です。

「ご存じだと思いますが・・・」その一言も余計です。

何か馬鹿にされた気分になります。

 

  1. 融資担当者の地雷ワードを踏まない

地雷ワードとは人によって異なるかもしれません。「あと、それ分かってるから、具体的にどうなの」と聞きたくなるような言葉もあります。

(融資担当者)「どうしてこの事業をやろうと思ったのですか?」

(あなた)「前職が残業続きで休日なかったので、ワーク・ライフ・バランスを重視したいと。」

そもそも、起業をしたら、ワーク・ライフ・アンバランスになるに決まってるでしょう。「それに答えになっていないよ、売上が上がらなくても残業はしない、休日休むじゃあ、融資したお金なんて返ってこないよ」と思われるのが落ちです。

後は、「頑張ります!」も禁句です。と言いますのは求められるのは結果です。利益を出して借りたお金を返済するという結果以外いりません。「どう頑張るんですか!」と言いたくなります。具体的な事業の説明ができるように心がけましょう。必要なことはどのように利益を出して、返済するか、その方法を話すことです。頑張らなくていいです。

 

  1. 礼儀を尽くす

正装をし、時間を厳守し、最初に融資担当者にお会いしたときに「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。」

そして面談が終わったときに「本日はお忙しい中、ありがとうございました。ご不明な点がございましたら、ご質問いただければ幸いです。引き続き、ご指導のほど、宜しくお願い致します」ときちんと感謝の意を述べましょう。

席を立ってお辞儀、そしてエレベーターのドアが閉まるまで会釈を続ける。もし相手がその前にいなかったとしても、相手がいるものと思って行いましょう。基本中の基本です。

礼儀を尽くす。礼儀を尽くせない人は経営等上手くいきません。もし途中まで上手くいったとしても、最後は足元を救われます。

 


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