日本公庫コラム

日本政策金融公庫国民生活事業の創業融資実績が28,392件(前年度比107%)となり、過去最高の実績となりました。

緩やかな景気回復に伴う創業意識の向上の他、終身雇用制の緩やかな崩壊に伴い、キャリア形成が多様化していく中で、選択肢の一つとして創業の位置づけが高まったことが要因と考えられるでしょう。

特に25歳未満の世代の伸びが顕著となっているようです。以前は、創業というとやたらお金がかかったりしましたが、オフィスシェアリングやクラウドソーシングをはじめとした、創業時にかかるコストが軽減されていることが一因と言えましょう。

残業も多いし、加えて将来の保証がない、一般企業への入社がいま一つ魅力を感じていないこともあるかもしれません。将来の安定性とネームバリュー、高い給与をもらえるはずだった東芝の破綻は、今後の日本を占う鏡と言えるでしょう。日本は将来がないということではなりません。安全と思われていることがもはや安全ではありません。大企業も砂上の楼閣にすぎないということです。

信じられるのは、最後は自分だけです。従って、自分でお金を稼げるようになることが一番望ましいことです。

挑戦は早ければ早いほど良いと言えます。失敗しても、小さく、若ければ何とでも取り返しがききます。40代や、50代で、しがみついていた会社から見捨てられたら、生きていけない人も多いと思います。以前よりシニアの転職もしやすくはなっていますが、特に有名企業でキャリアを築かれていた方は、年収ダウンも覚悟する必要があるでしょう。

今の企業以外でも稼げるスキルを身につけておけば問題はないですが、日本のキャリア形成は、えてして、その企業でしか使い物にならないスキルしか身につかないことも多いのが現実です(あくまでも一般論としてです)。皆様もキャリア形成の一環として起業を目指してはいかがでしょうか。


日本政策金融公庫の融資が通る可能性は?

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