日本公庫コラム

2017年2月8日に、「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」が発表されました。

生活衛生関係とは、「飲食業」「食肉・食鶏肉販売業」「氷雪販売業」「理容業」「美容業」「映画館」「ホテル・旅館業」「公衆浴場業」「クリーニング業」があたります。

結論から言えば、どちらかと言いますと、前年同期比の水準を下回るような、あまりよろしくないですが、見通しとしてはそれほど暗いものではない、といったどちらに転ぶかわからないようなあいまいな内容です。

経営者の皆様においては、どのような経済状況下においても、景気のせいにせずに自らの力で明日を切り開く強い意志を持っていただきたいと思います。

さて、今回は、本発表に記載されていた業種別の経営取組事例をいくつかご紹介します。皆様の経営にも生かしていただければと思います。

<そば・うどん店>

(千葉県)ランチタイムに実施しているコーヒーの無料サービス、車椅子で来店するお客様のために広いスペースを確保、インターネット等をご覧になって来店されたお客様への自家製スイーツのサービスなどを行っている。

(愛知県)新メニューの開発によりオリジナリティを出したり、自家製麺に切替え“手打ち”を強調している。また、自治会や老人会などの弁当の受注に努め、ダイレクトメールで周知を行っている。

(香川県)オンリーワンのうどん作り体験により個人旅行客の取り込みを図っている。

<中華料理店>

(埼玉県)店内改装(座敷→テーブル席)を行った結果、以前よりも高齢者の方と女性客が増加した。

<すし店>

(北海道)完全予約制にしたことで、仕入ロスが無くなった。

(愛知県)「秋のきのこ料理」や「松茸フェアー」など各種イベントを毎月開催しており、店舗にPOP広告を貼ったり、ホームページに掲載するなどして広く顧客にPRしている。

<料理店>

(石川県)外国人観光客が増加しているため、広告を増やしたり、HPを外国語対応とした結果、目に見えて外国人の来客が増加している。

(岐阜県)お客様の意見(声)を聞き、畳席から椅子席に変更、バスでの送迎、女性のお客様には1品サービス、ポッキリ料金(料理、飲み物、税金、サービス料込)の設定など、様々な取組みを行っている。

<喫茶店>

(宮城県)新たな取組みとしてFacebookを始め、今月のワッフルや今週のプレートなどをアップしており、常連客や新規のお客様が来店していただけるようになってきた。

(徳島県)ハロウィン期間限定メニューを多くしたところ、TVや雑誌などに取り上げられお客様の増加につながった。新商品はSNSなどを活用し情報発信している。

<食肉販売業>

(群馬県)きめ細かいカスタマーサービスのために顧客と対話をしている。また、メニューや年齢に合わせて肉の部位や切り方を変えている。

(岐阜県)農産物を販売している市場で銘柄豚肉を販売しているが、その商品のPRのための試食会を開催し、商品と自店の宣伝を積極的に行う計画をしている。

<氷雪販売業>

(福井県)花氷や丸い氷など、お客様のニーズに合った商品をさらに開発していく。

<理容業>

(福岡県)家族経営のため予約優先としており、それが定着して流れがスムーズになっている。また、店の空き時間には介護施設を訪問して介護理容を実施している。さらに、送迎付きカットも行っており、高齢者の方に大変喜ばれている。

<美容業>

(群馬県)在宅の方向けに訪問美容を行っており、より良いサービスを提供するためにスタッフが介護免許を取得した。

(愛媛県)当店のお客様は比較的高齢の方が多いので、育毛に関するアドバイスや育毛に良い整髪料を勧めている。

紹介させていただいたのは、ごく一部です。もう少し詳しくお知りになりたい方は、下記からPDF資料を入手して下さい。ご参考まで。
生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2016年10~12月期)


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