日本公庫コラム

日本政策金融公庫では未来の起業家たちの育成のために、高校生のビジネスプラン発表会を開催し、優れたプランを表彰しています。

今回のグランプリに輝いたのは、「大阪府立三国丘高等学校」の皆さまです。エントリー総数が324校、2662プランの頂点です。今回表彰されたプランは「ビビック~安全な蚊除け商品開発ブランド~」です。

フィリピンへのフィールドワークを通じて、高校生が問題の所在を発見し、仮説・検証を行って新商品を提案するという、まさに起業家精神を評価されました。また、現地の材料を用いた商品を言うのも素晴らしいの一言。フィリピンの経済インフラを高めることにつながります。

こちらで解決しようとしたものは、「デング熱予防」です。蚊を媒介にして人から人へと感染し、適切な治療を施さなければ、15~50%の致死率と言われています。当然、治療を行えば、ほとんど助かるのですが、フィリピン等、赤道に近い国々の医療制度は優れたものではありません。

2014年に69年ぶりに日本国内でも感染患者が発見されたと報道されました(国内感染例162名:厚生労働省発表)。また、残念ながら、2016年7月にフィリピンの滞在歴がある日本人女性が、デング出血熱を発症し、死亡したことがあります。

日本のビジネスパースン、旅行者も東南アジア諸国への渡航が次第に増えていくでしょう。このような社会的な問題意識を高校生が持っているということは、日本に射す光明の一つと言えます。

また、来年の高校生ビジネスプラン・グランプリに期待しましょう。


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