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旦那の稼ぎが少ない。いつも疲れて冴えない顔で帰ってくる。子供の教育費もかかる、もっとお金が必要だわ、でもパートはちょっと。とお考えの主婦の方。起業という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

 

  1. 起業についての調査結果
  2. 女性起業の課題
  3. どんな業種が向いているのか。
  4. おわりに

 

  1. 起業についての調査結果

一般に女性の起業動機は、男性と比較して多岐にわたるようです。以下、調査結果は経済産業省の「平成22年度女性起業家実態調査」を参考にしておりますが、「仕事の経験・知識・資格を活かしたかったから」「自由に仕事がしたかったから」「自分の技術やアイデアを事業化したかったから」「収入を増やしたかったから」「社会の役に立つ仕事がしたかったから」「時間や気持ちにゆとりが欲しかったから」とこんな理由が挙げられています。

 

また、開業によって「育児に取り組めるようになった」「趣味や勉強に取り組めるようになった」というのは非常にプラスにとらえられているようです。しかも開業後、仕事の時間は増加し、生活のための時間が減少しているものの、ワークライフバランスの満足度は逆に高まっているという結果が出ています。

 

女性は男性に比べ、「収入を増やしたかったから」という事業拡大を目指す動機よりも、「社会の役に立つ仕事がしたかったから」という自己実現を目指す動機で開業する割合が多くなっています。

「生活の向上」や「自己実現」が主婦の起業の大きな目的と言えそうです。

 

また、起業直前の会社を退職した理由は、「起業のため」が約4割を占めますが、次に多いのが「職場環境・人間関係が適さなかったため」「解雇されたため」が多いものの、女性に特有な理由が、「結婚のため」「妊娠・出産・育児のため」が特徴的です。

 

さらに起業時の子供の年齢が女性の場合、一番年下の子供の年齢6歳未満が37.5%と割合が高いものとなっています。ちなみに男性の起業では19歳以上28.7%です。男性の場合、子供の養育費という視点から、高校までは最低行かれなければならないあるいは一番下の子の大学の学費は確保している、という考え方が多いのでしょうか。

 

  1. 女性起業の課題

一般的に、日本の男社会としての制度上、会社員として経験を積む期間がどうしても女性の方が短いといった問題点があります。そこで女性が起業する際、「経営に関する知識・ノウハウ不足」「事業に必要な専門知識・ノウハウ不足」が課題とされているようです。例えば、日本政策金融公庫の調査(2009年)では、前勤務先への勤務期間の平均値が、男性10年~11年に対して、女性7年~8年と女性の方が3年短くなっています。

もう一つの大きな課題が、「家事・育児・介護の両立」となっています。従い、開業場所の選定にあたって、家庭の事情を考慮している割合が高いということです。

仕事を始めてからは、悩み事が当然のことながら「販売先の確保」が高くなり、「同じような立場の人との交流の場」で色々とアドバイスを受けたいというニーズが強くなるようです。一度始めてみると事業に目覚めてしまうのかもしれませんね。

 

  1. どんな業種が向いているのか

起業した業種で、女性が一番多かったのは、「一般消費者を主な顧客とするサービス業」(17.8%)で、これにはリラクゼーションサロン等も入ります。その他は小売業(13.9%)、飲食店(9.4%)が多いようです。

このような事業ネタをどういうところから拾ってきたかという問いに対しては、「過去の勤務先での経験から」が53.4%と一番高いのですが、「書籍・インターネット等の情報から」が36.2%、「趣味、習い事」22.3%と独学も多そうです。

ちなみにアメリカでは「教育サービス」「ヘルスケア」の分野での女性の活躍が顕著のようです。ヘルスケアにはリラクゼーションの他、カイロプラクティックも入るでしょう(ちなみにカイロプラクティックはアメリカの国家資格です)。

 

女性経営者の強みとして考えられるのが、「女性のニーズをうまくとらえることができる」「男性と違う視点で市場をとらえることができる」「顧客に対しきめ細やかな対応ができる」があります。

 

自宅か、自宅の近辺で仕事ができるということを含めて、女性のニーズを特色にできるお勧めの業種としては、

「カフェ」「リラクゼーションサロン」「ネットショップ」「雑貨屋」「ペットサロン」「お花屋」「惣菜店」「パン屋」「ケーキ屋」「美容室」「ネイルサロン」「経営コンサルタント」「女性専門マーケティング会社」等、色々上げられるでしょう。

 

  1. おわりに

主婦であるから有利なこと、不利なことがあるかもしれません。例えば、事業の経験やノウハウという意味では若干不利なことはあります。しかしながら、日本の消費市場を引っ張っているのは女性です。何よりも家庭のお財布を握っているのもまた女性です。男性が買いたいものよりも女性が買いたいものの方が多いわけで、女性の欲しいものは女性が一番知っており、小売・サービスの分野で活躍できる場面が多いと考えられます。

旦那さんの稼ぎが安定していたら、生活の心配がいらない点、主婦の起業の方が成功の可能性が高いのではないかと思います。

 


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